次世代ラジコン飛行機研究室

5.8GHz 9ch FPV映像送信機VTAシリーズ


VTA6001 Ver.2、VTA2001 Ver.2


本製品は仕様決定にあたり、以下の技術資料を参考にしております。
アマチュア無線でFPVを楽しむ:http://sky.geocities.jp/oumeastro/amaradio.html

本製品は、プッシュキー操作により日本アマチュアバンド使用区分に適合する周波数のみを発信するVTXで、最大5機(条件が整えば最大6機)の同時飛行が可能になります。今回JDRI殿とのバンドプラン共通化を行い、Ver.2として販売いたします。

本製品の特長として、OSD(モニター上に情報表示する機能)があります。電波法では、無線通信を行うときは自局の無線局識別信号(コールサイン)を付して、その出所を明らかにすることが規定されていますが、従来はこれを行うために外付けのOSDデバイスを使う、または電波使用時に時々コールサインの表示されたサインボードを撮影する等の対応が必要でしたが、本製品はOSD文字表示機能を内蔵しており、予め設定したコールサインをモニター画面上に表示することが出来ます。(下の写真:JI1XKB)

※OSD映像信号はNTSC対応です。PAL方式のカメラを接続した場合OSD文字が表示されないことがあります。


特長
・日本アマチュア無線電波使用区分準拠
・無線局識別信号(コールサイン)送信用OSD機能搭載(信号フォーマット:NTSC)
・プッシュキーによる簡単チャンネル、バンド設定
・音声サブキャリアを使用しないナローバンド(F3F)仕様
・最大6台の同時使用が可能
・USB規格2.0準拠(パソコンによるコールサイン設定用)
・JST XHタイプ入出力コネクタ採用により、自作ハーネス製作も容易
・6ヶ月製品保証付き(詳細はこちら

選択可能周波数(MHz、全8波)

バンド

チャンネル

1

2

3

4

5

6

バンド1

5705

5740

5780

5800

5805

バンド2

5695

5715

5740

5780

5805


バンド3

5695

5715

5740

5775

5790

5805

その他仕様
変調方式:

リアクタンス変調(FM)方式

占有周波数帯域:

8MHz以下

電波型式:

F3F(RTC-6705の音声機能を使わない)

出力電力:

0.6W(VTA6001)、0.2W(VTA2001)

電源電圧:

7〜28VDC

映像入力インピーダンス:

75Ω

映像入力レベル:

1Vp-p

アンテナ端子:

SMA

入出力端子:

JST S5B-HX-A (HXP-5対応)

OSDソフト対応OS:

Windows7、8、8.1、10

OSD信号フォーマット NTSC

取扱説明書


※1 本製品は日本国内で使用することを前提に製作されていますが、使用するには総務省の発行する第4級以上のアマチュア無線免許と無線局の免許状が必要です。免許なしで使用した場合、または使用に際し法律を逸脱した場合、法律により処罰されます。

※2 本製品は総務省の技術適合認定(技適)を受けたものではありません。無線局開局申請時に本製品が法令に則ったものであることを申請者が証明する必要があります。(開局申請に必要な書類、および申請手順書は本製品に付属します。)

以前のバージョンの製品の無償バージョンアップについて
Ver.2以前に販売した本シリーズ送信機(VTA6001 、VTA2001)につきましては、当方の発行した保証書が有効期間内のものに限り無償バージョンアップ対応を行います。

バージョンアップ方法
対象の送信機本体(アンテナ、ケーブルは不要)と保証書を当研究室 寺坂宛にお送りください。(恐れ入りますが当方宛への送料はご負担願います。)当方にて確認後、新バージョンの本体と保証書を返送いたします。
※本体交換での対応となりますので、本体に登録ステッカー等が貼られていた場合、こちらでは移し替えることができません。(仕様変更ですので、総務省への変更届も必要です。)ご検討、ご了承の上お送りください。